2014年1月1日 記

ひっそりと目立たぬ場所において店主がぶつぶつと独り言をいうコーナーです。
9年ぶりに更新してみようかと思いました。
その沈黙の9年の間にはリーマンショックあり、東日本大震災ありと世の中は
激変というにふさわしいほど騒がしく時間が過ぎてまいりました。
そして損保業界も気が付いてみると大東京火災も安田火災も…懐かしい名前も人も、
あっという間に変わってしまいました。
名前を覚えるのが大変だ〜と云っていた損保の数も統廃合や合併でどんどんなくなり、
当社の乗合会社もあっという間に減ってしまいました。

表通りを歩くと生保系代理店の大看板が見えます。
テレビをつけると生保系代理店のCMが流れています。
損保系代理店も気が付くとあちこちで集団化がすすみ、旧来型の代理店は激減です。
ああ、これはもう個人代理店はいよいよチャネルとしての終焉を迎えたな…
これからは資本力のある大型代理店の時代だ・・・と思わざるを得ません。
保険会社同様に代理店も合併吸収を「保険会社の後押し」もあって進めてきました。

その結果委託型募集人を集めて運営する代理店経営が新勢力となってまいりました。
ところが今年になって金融庁がこの方式に待ったをかけてきた。
委託型募集人は保険業法違反? なぜなら教育、指導、管理ができていないから。
なぜなら再委託の禁止に抵触しているから。 という理由だそうである。
2chあたりの書き込みをみているとそれが事実なら大問題…な話もあったりする。
それにしてもこれだけ拡大させた挙句にそれはないだろう…というのが本音?
対策としては委託型募集人をやめ、正社員として社会保険にもきちんと加入させ、
源泉税も住民税も給料天引きで納付しましょう…ということですかね。
そうすると厚生年金保険料は大増収になりますか。

私のところは委託型募集人の申し入れは最初からお断りしていました。
吸収合併も一社だけ社長の人柄をみて行いましたが、それが最初で最後です。
突然何百人ものお客様が増えることの大変さを痛感しました。
責任が持てる範囲で細く長くお付き合いを戴くことで損保代理店として30余年を
生きてきましたので、「今風」のやり方にはどうしても馴染めません。
そんなわけですから過去10年を振り返るとグラフをつけるのがバカバカしくなります。
多少の凹凸はあるものの、ほぼ水平線となるグラフだからです。
もっとも、親しい同業者が右肩下がりなのを見れば贅沢なことかもしれません。
とはいえ、ずっと右肩は上がり続けてきたのに‥という思いがあります。

さてさて、次の一手は何を打つべきでしょうか。
試行錯誤の中でいくつかの手立てを試しております。
一番はネット営業です。 これは確実に成果が上がっておりますが、
これとて既に後手な感じが強まりました。
次の何かを見つけ出さないと下げに転じてしまうことは確実だと思われます。
業界周囲には「もう還暦も過ぎたから後はソフトランディングするだけですよ」と
とぼけたことを云っているが、実際は白髪頭の内側で虎視眈々と…(笑)